はじめに
どうも日々々々(ひよ)です。総合レート1位のポケモンガチプレイヤーです。
今回は6月8日、9日に行われたPJCS2019で使用した構築の解説をしたいと思います。
結果はタイトルにも記載しましたが、4勝3敗で49位。無事WCSのDay1の出場権を獲得しました!
世界ではまた別の構築を使っていこうと考えているので、さっさと記事上げて何かしら皆様の参考になれば幸いです。
ちなみに、ウルトラルールはメガ・Zあり、伝説2体まで使用可能な64ダブル。詳しくは公式HPをご確認ください。
構築経緯
JCSインターネット予選で格闘Zルナアーラを使用し、ルナアーラのガオガエンを呼びながら格闘Zの役割破壊が決まりやすかった点に注目し、本番でも同じコンセプトで構築を作ることに決めました。
ウルトラルールは伝説の使用率はかなりバラけていますが、ガオガエンの採用率は変わらずにトップで、伝説の当たり運はあれど、ガオガエンを引かないことはないだろう、ということで狙いを定めたいという思考。
ただ、格闘ZルナアーラはC207で慎重HDガエンが乱数1発程度の火力指数ですので、C補正+252振りが必須。控え目CSは中々微妙な素早さになってしまうので、どうせならトリックルームに寄せてHCベースの振りにしたい。
→相方の伝説はガオガエンの選出を躊躇わさせない(=グラードン・カイオーガは没)かつ、範囲打点を取りたい(ルナアーラ+レックウザを使用時、単体打点が主力になるため立ち回りが難しくなると感じていた為)
→ゼルネアスはジオコンを積んでしまえばマジシャが高火力の範囲打点となり、ガオガエンの被選出を妨げず、また相手にトリックルームを読ませづらい並びに出来るということで、この時点で伝説はルナアーラ+ゼルネアスで行くことに決定。
そこから似たようなコンセプトで組まれた構築がないか探した所、
上記記事の構築がかなり良いと思い、参考にさせて頂きました。
というわけで、基本選出となるガオガエン+ルナアーラ→ツンデツンデ+ゼルネアスは上記記事からそのまま採用。
ガオガエンはルナアーラ・ゼルネアスのサポートも出来るし、縦の相性が優秀。ツンデツンデはゼルネアスだけだと流石にトリックルームして早すぎるので、見た目でトリパとバレづらく、雪崩で範囲も取れるとして採用。
残りはカイオーガ系統に出していける駒と、猫+トリルが出来ないアマージョやテテフ入りに出す指役を入れたいのですが、上記記事のガルーラ・モロバレルだとBO3を考慮したときに格闘Zも合わさって余りに対応力がない為、勝ち筋をトリルに限定せず、追い風のルートも搭載することに。
よってガルーラをボーマンダに変更。マンダはグラードン入りに対しても動かしていきやすく、ガエンと合わせてサイクルも出来る万能役。バレルはそのままでも良かったが、相手のルナアーラ入りが重くなっていった為、ノーマルで指が使えて器用なドーブルに変更。ドーブルであれば追い風時にバレルよりも縛り性能が高い。
こうした感じで6体が完成。以下個別解説。
個別解説
ルナアーラ

特性:ファントムガード
性格:れいせい
持ち物:格闘Z
努力値:212-x-36-252-4-4
実数値:239-x-114-207-128-106(S個体値V)
技:守る/きあいだま/シャドーレイ/トリックルーム
A255メガレックウザの鉢巻噛み砕くを特性込み耐え
構築の軸。基本的に1撃ではやられないので、横でサポートして格闘Zやトリルを通し、展開していく。
格闘Zは大体シャドーレイの1.25倍程度の火力。ガオガエンに対してはチョッキじゃなければ高乱数で1撃。確定じゃないんかーいという感じだが、まぁ当初はガルーラで手助けすればいいじゃんといって使用していた(最終的にチョッキならツンデの雪崩の餌にしてなんとかしようという話になった。何とか出来ずに負けた)
技は採用理由の気合玉とトリックルームに安定のシャドーレイ、あとは狙われやすいポケモンなので凌いで横と合わせて強い守る。
ゼルネアス

特性:フェアリーオーラ
性格:ひかえめ
持ち物:パワフルハーブ
努力値:252-x-4-172-52-28
実数値:233-x-116-190-125-123
技:守る/ムーンフォース/マジカルシャイン/ジオコントロール
ゲンシグラードンの大地耐え程度のゲンシグラードンをムンフォで確4
=ジオコン後確2
素早さS+1でレック抜き S+2でスカーフテテフ抜き
かなりCに寄せたゼルネアス。ここまで振ると176とかとはかなり火力差が出る。その分Bは思いっきり削ったが、大事な試合でメガメタグロスをマジカルシャイン2発圏内に押し込んでくれたので、正解だったと思う。
残りは最低限素早さに割き、オーガやゼルネとの打ち合いに強くする為にDを伸ばした。その分Bは削れたが、レックの鉢巻ガリョウを食らう機会はほぼ無かったので、まぁ良かったのではないかと思う。
技構成はこれ以外知りません。
ツンデツンデ

特性:ビーストブースト
性格:さみしがり
持ち物:防塵ゴーグル
努力値:252-252-0-x-4-0
実数値:168-201-199(非理想値)-x-122-18(最遅)
技:守る/岩雪崩/サイドチェンジ/ジャイロボール
HAぶっぱ 余りD(ビーストブーストでA上昇)
GSルール最強の一般枠のアタッカー(だと思う)ジャイロボールでメガレックを8割削るのヤバくない?
厳選が死ぬほど面倒で周りが誰も持っていなかったので1週間ぐらいかけて自力でツモった。理想値ではないが、これぐらいなら妥協してもそこまで耐久差は出てない……と思う。思いたい。
基本的にこいつが削ってルナアーラが〆るみたいな流れになりがちなので、あまりビーストブーストは発動しないのだが、発動したらクソ強なので流石にさみしがりにするしかなかった。
技はトリルはルナアーラがするので切り、大事にするための守ると攻撃技にタイプ一致の二つ。あとはワイガやじだんだなどが選択肢にあったが、トリルが切れた後にゼルネと並ぶ機会が多い為、両方守れるサイドチェンジを採用。一戦サイドチェンジで拾ったから間違いではなかった…と思う。
持ち物はゼルネレックガエンバレルとかに対して意表をつくゴーグル。JCSで発動機会はなかったが、バレルがいても積極的に選出出来たので間違いではないと信じたい。
メガボーマンダ

特性:いかく→スカイスキン
性格:せっかち
持ち物:ボーマンダナイト
努力値:68-60-0-4-252-124
実数値:179-163-90-131-132-149→179-173-135-141-142-171
技:守る/追い風/ハイパーボイス/捨て身タックル
メガしてウツロイド抜き テテフのムンフォ耐え
幅広く攻撃を耐えて追い風が出来てそこそこ攻撃ができるオールラウンダー。
配信卓でこいつ信じてコケコに向かってぶん投げても良かったかなぁと思わないでもないけど、結局まぁハッサムいたんで無理でしょうね…
ゼルネアスの積みかたに幅が出たので採用してよかったと思います。ハイパーボイスはほぼ打たないけど他に入れる技がない。
ガオガエン

特性:いかく
性格:なまいき
持ち物:突撃チョッキ
努力値:236-0-132-0-140-0
実数値:200-135-127-100-140-58(最遅)
技:猫だまし/バークアウト/とんぼがえり/フレアドライブ
Sー最遅
安定なので、言うことはない。トリルで使うので最遅。
バークアウトは諸説だがジオコンが積みやすいのでそのまま。実際活躍してしまったのでいいのかもしれない。
ドーブル

特性:ムラっけ
性格:おくびょう
持ち物:気合の襷
努力値:252-x-252-x-0-4
実数値:162-x-87-x-65-105
技:ニードルガード/自然の怒り/この指とまれ/キノコの胞子
S-ルナアーラ-1
変な調整。基本的には胞子を打つが、トリル下で怒りシャドーレイの縛り範囲が強い。
トリルで使うときもあるからS遅めにしたが、結局ルナドーで出してトリル決めてく時が少なかったので追い風前提で考えてもいいのかもしれなかった。
指は安定として、ニドガは猫が食らいたくないので、胞子は一番安定で相手に嫌がらせになるので採用。このままだと挑発で即死ぬため怒り。
怒りは強かったし他にも入れてる人を見たので、今後見る機会も増えるかもしれませんね。
選出
パターンが幾つかあるが、
- ルナアーラ+ガエン→ツンデゼルネ(基本選出)
- ルナアーラ+ドーブル→ツンデゼルネ
- ルナアーラ+ボーマンダ→ドーブルゼルネ
ほぼほぼこの三つに収束する。使い分けとしては、基本選出で行けないときに、トリルしたいならドーブルから、追い風したいならマンダから。裏には基本的にツンデゼルネを添えるが、状況によってはツンデを他のポケモンに変えたりする。
選出時に考えることが少ない為、オフの大会という緊張するような場面でも落ち着いて選ぶことが出来た。
まとめ
というわけで、今回使用した構築でした。
JCS初出場で色々勝手が分かっておらず、構築もウルトラの環境が全く分からんため難しかったですが、何とか4-3でDay1進出出来たことは自信になりましたし、ギリギリだったからこそ頑張ろうというモチベーションになりました。応援よろしくお願いします!
対戦レポートはまた書こうと思ってますが、取り急ぎ構築記事だけ先に上げます。
お読み頂きありがとうございました。何か質問・感想などあればコメント、Twitterに連絡下さい。
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